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泰星会 創立60周年記念式典・祝賀会の報告

2016年7月3日(日)開催 上智福岡中学高等学校同窓会 創立60周年記念式典・祝賀会の報告

 平成28年7月3日の 泰星会 創立60周年記念式典には多数の同窓生の皆様へご参加いただき、誠にありがとうございました。(於:グランドハイアット福岡)

 1部の式典は約300名(一般参加含む)、2部の祝賀会は約180名(チケットは約250枚販売済み)の参加者で賑わいました。まずもって同窓会長の八尋先生、学校長の大石先生をはじめ、60年もの間同窓会を支えてくださった皆様へ厚く御礼申し上げます。

 当時のことを思い起こしますと、卒業した年から20年たった期が担当幹事ということで、運が良いのか悪いのか、私の卒業した期がそれにあたり、しかも実行委員長にも任命されてしまい、1年以上前から準備にとりかかって参りました。

 1部においては、学校の歩み紹介ムーピー、在校生による現在の上智福岡の紹介(現生徒会メンバー)、そして48期卒の宇都宮崇人氏(株式会社ポケモン常務取締役)こよる講演(演題:時代を超えるエンタテイメント)が執り行われました。
中でも宇都宮氏の講演は大好評で、多くの聴講者に沢山の学びと感動を与えたようです。宇都宮さん、ありがとうございました。

 2部の祝賀会では、元禄時代から続く若竹屋酒造場のお酒を並々と入れた樽酒による鏡開きによりスタート。アジアエンタメダンスグループ「巫女子」に場を盛り上げて頂き、懇親が進んで参ります。

プログラム上は「感謝状授与式」のところで、仕込んでいたフラッシュモブを披露。泰星の校歌をダンス風にリミックスし、その曲にあわせて実行委員メンバーを中心にダンスをご披露させていただきました。音感やリズム感も無く、ダンスはむしろ人生において極力避けてきたメンバーがあえてダンスに挑戦するという点が、見る人たちの心を打ったのかもしれません、大変素晴らしかったとの感想を多数頂きました。終わってみればあっという間でしたが、それまでの期間、実行委員の皆様へは本当にご苦労をおかけしてしまいました。

ごの場をお借りして御礼を申し上げます。
心からありがとう。

 本年は48期が主幹葦となります。
青木実行委員長をはじめ48期の皆様への温かいサポートを何卒よろしくお願い申し上げます。

(47期 田村志朗)

2016年7月3日(日)開催 上智福岡中学高等学校同窓会 創立60周年記念式典・祝賀会の報告

校長挨拶 大石 英雄

校長挨拶

校長挨拶

上智福岡中学高等学校
校長 大石 英雄

 上智福岡中学高等学校同窓会の創立60周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。また、卒業生の皆様方には日頃より本学園の教育活動にご理解を頂き、支えてくださいますことに深く感謝申し上げます。

 さて、本学園は今年度より学校法人が上智学院となりました。上智大学、広島学院、六甲学院、栄光学園と法人を同じくし、カトリック・イエズス会教育をさらに深化させていく所存です。単に泰星ということではなく、カトリック教育、イエズス会教育という観点で捉えますと、本校の歴史はずいぶんと昔に遡ります。

 1549年に、一人のイエズス会士が日本を訪れました。その人の名はフランシスコ・ザビエル。ザビエルは日本人と生活を共にする中で、日本人の優秀さ、気高さにとても駕かされます。インドのゴアにあるイエズス会に彼が宛てた手紙にも「この国の人々は今までに発見された国民の中で、最高であり、日本人より優れている人々は、異教徒の問では見つけられないでしょう。」と、書かれています。パリ大学で学んだザビエルは、日本においてキリスト教の布教とともに、日本の都に大学をつくることを夢見ます。しかし、当時は戦乱の世、ザビエルは京の都まで上っていきますが、都は荒廃と化し、朝廷や将軍に謁見することもかなわず、失意のうちに日本を去ってしまいます。ザビエルが日本に滞在したのはわずか2年半でした。でも、キリスト教、カトリックの火は彼によって確実に灯りました。そののち、日本は鎖国、禁教と、キリスト教は表舞台から完全に姿を消し去ります。しかし、その灯は決して消えることなく、細くも強く灯り続けました。

 時が流れ、時代も変わり1913年、ザビエルの意思を受け継いだ3人のイエズス会の神父が日本の都、東京に派遣されます。彼らのミッションは日本の都に大学をつくることでした。これが上智大学です。イエズス会はそのあと、
4つの中等教育学枝の設立母体ともなります。本校もその1つです。秦星、上智福岡の卒業生や、在校生、保護者、そして、教職員である我々との幾多の出会いは、今から450年以上も前にザビエルが日本の地に足を踏み入れた時に約束されたものといえます。

 かつて、ザビエルが他者のためにグローバルに生きたように、現在、本学園も多様性の理解といったところでのグローバル教育に力を注いでいます。「他者のために 他者とともに」生きることができる生徒を一人でも多く輩出したいと願っています。

2016年度(平成28年度)本部役員

2016年度(平成28年度)同窓会 本部役員名簿
役職 氏名 卒業期/和暦/西暦 備考
会長 八尋 良久 高11期/昭和35年/1960年 元教員
副会長 中島 幸男 高10期/昭和34年/1959年 元教員
副会長 吉村 弘美 高28期/昭和52年/1977年
副会長 河千田 伸一 高37期/昭和61年/1986年
副会長 齋藤 純 高25期/昭和49年/1974年 総務担当
監事 鈴木 弘幸 高28期/昭和52年/1977年
名誉会長 大石 英雄 高29期/昭和53年/1978年 学校長
顧問 松尾 英生 高06期/昭和30年/1955年
顧問 大串 安弘 高07期/昭和31年/1956年
事務局 光成研二郎 高45期/昭和31年/1975年 総務担当・教員
事務局 本多 敏昭 高36期/昭和年/1966年 広報担当

2016年度(平成28年度)関東支部役員

2016年度(平成28年度)同窓会 関東支部役員名簿
役職 氏名 卒業期/和暦/西暦 備考
支部長 菅原 隆典 高33期/昭和57年/1982年
副支部長 濱 利明 高33期/昭和57年/1982年
顧問 富塚 恭順 新中3期/昭和25年/1950年
顧問 根本 勲 新中3期/昭和25年/1950年
顧問 大場 優 高17期/昭和41年/1966年

2015年度(平成27年)同窓会「終身会費」の納入状況(15名)

2015度(平成27年)同窓会「終身会費(50,000円)」の納入状況です。(15名/敬称略)
この他にも、多くの会員の皆様に「年会費(3,000円)」を納入頂きました。
ご協力を頂きまして誠に有り難うございました。

2017年7月下旬発送の、泰星会会報の第22号4ページの未掲載分です。
15名の皆様方には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
ご協力を頂きまして誠に有り難うございました。

No 卒業期 氏名
01 高63期 矢野 喜三郎
02 高65期 立川 裕基
03 高66期 田中 猛豪
04 高60期 伊東 昌剛
05 高65期 内田 裕太郎
06 高44期 柴田 光太郎
07 高66期 繁谷 隆広
08 高56期 江崎 嘉春
09 高34期 福井 智明
10 高59期 冨田 俊一朗
No 卒業期 氏名
11 高61期 冨田 英祐
12 高61期 岸 勇太朗
13 高65期 米永 和巨
14 高41期 谷 秀和
15 高39期 加藤 剛
     
     
     
     
     

第34回 JJHAF 四校連絡協議会のご案内

平成28年11月19日(土)ペドロ・アルペ記念講堂(広島学院主催)

今回は広島学院会主催でペドロ・アルペ記念講堂2階会議室にて開催されます。
広島学院翠友会・栄光学園・六甲学院伯友会・上智福岡泰星会の出席者により会議が開催される予定です。年に―度の協議会ですので、日頃、各同窓会が諸運営活動の中で生じる問題点等について意見交換・議論がなされます。


1.同窓会名簿について
2.東ティモールのイエズス会校の支援について
3.イエズス会同窓会世界連盟について
4.その他


上記議題について意見交換がなされ会議を終了し、次回平成29年度の四校会連絡会は栄光学園会主催で開催される予定です。

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

2016年4月29日

上智福岡中学高等学校同窓会
同窓会長 八尋 良久 殿

東ティモール・聖イグナチオ学院
浦 善孝

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

 熊本地震で被害に遭われ不自由な生活をされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い回復を願っています。

 上智福岡同窓会の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。

 さてこのたびは、皆様より東ティモールの聖イグナチオ学院基金にご寄付(250,000円、2016年2月19日付)をいただきましたこと、心より感謝しお礼申し上げます。ありがとうございます。

 現在、聖イグナチオ学院は開校4年目を迎え高校1年生まで在学しています。東ティモールの私どもの学校プロジェクトは、「貧富の隔たり無く、学びたいすべての子どもたちに良い教育を提供できるきちんとした学校」の東ティモールにおけるパイロット・スクールを創ることを目指しています。皆様から頂いたご寄付は、奨学金や教科書購入など学校運営のために使わせて頂きます。中学校におきましては、生徒全員に貸し出すことが出来る主要教科分の教科書をやっと買いそろえることができました。しかし、すでに4年間使っている教科書もあり、これからは痛み具合を見て買い換えてゆく作業を始めます。

 また、今年の1月末から、聖ジョアン・デ・ブリトー教育大学も開校し25名の学生が1期生として入学してきました。現在、首都ディリ市にあるイエズス会志願院に間借りして講義を行っていますが、来年2017年1月からウルメラ村に引っ越してきて聖イグナチオ学院の空き教室を利用して講義を行うことになっています。東ティモール政府が同大学に校地と建物建設費を援助することになり、聖イグナチオ学院の隣接地にキャンパスが作られる予定です。そのために将来的には聖イグナチオ学院基金に頂いたご寄付を、中学高等学校の生徒だけではなく、必要に応じて大学生への奨学金支給のためにも使わせて頂くことになって行くと思います。今後も、ご理解とご協力を賜れますようにお願いいたします。

 改めて皆様からのご厚情に心からお礼申し上げます。

 上智福岡同窓会様の益々の御発展をお祈りいたします。

2016年度(平成28年度)会長挨拶 八尋 良久

八尋良久同窓会会長のご挨拶

60周年を迎えてのご挨拶

上智福岡中学高等学校同窓会
会長 八尋 良久

 上智福岡中学高等学校同窓会「泰星会」 60周年を迎えてご挨拶を申し上げます。

 母校秦星学園は1932年(昭和7年)神学校として創立されました。今年で84周年の歴史を刻んでいます。山荘通りの旧校舎で、秦星中学・高等学校(普通科・商業科)としてマリア会が運営、多数の卒業生を送り出しました。
1956年(昭和31年)旧校舎で泰星同窓会が設立。初代会長である、当時教壇に立たれていた久保守先生が就任され、同窓会の基盤ができました。

 2代田原輝氏、 3代久保守氏(再任) 、 4代松尾実生氏、5代大串安弘氏、の歴代会長方、先輩方の活躍で今日の記念式典を迎えることができました。

 その間、母校も福岡教区へと経営が移り、山頭源太郎校長の就任で輝国に新校舎を建設し移転しました。この時代に低迷期の学校から-躍発展向上をした事を忘れてはならないと思います。その後イエズス会運営に変わり、大野正恒校長が現在の基盤となる学校運営の構築をされたと考えます。中学部、
41期生が入学し6カ年教育が開始され、校名の変更及び男女共学へと変遷いたしました。

 きて、 6代会長に就任させて頂いた私も1964年(昭和39年)に教諭として母校に奉職し、この時に現副会長の中島幸男先生(10期)と共に教鞭をとりました。また、同窓会理事を兼任し長く運営に関わらせて頂いております。その間、会の運営には数多くの方々の協力を頂きました。特にご尽力頂いた諸先輩方には、入倉浩司先生(4期)
、市川公夫会計事務(10期) 、島田征児副会長(11期) 、増崎三則氏(3期) 、根本勲氏(4期) 、関東同窓会を立ち上げられた、大場優氏(17期)の皆様がおられます。感謝申し上げます。そして何より、政財界・教育・医学・報道等あらゆる分野における同窓生の皆様の第一線でのご活躍を、心よりお喜び申し上げます。加えまして、
2014年に関西支部も立ち上げ増々活発に活動しております。

 最後になりましたが、母校を思い仲間と語らう機会を作り、先輩・後輩との交流を図り泰星会の発展に尽力したいと思います。今後とも、皆様の変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げご挨拶と致します。