「浦神父の東ティモール便り」カテゴリーアーカイブ

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

東ティモールの新しい学校設立の協力者の皆様へ

―聖イグナチオ学院中学高等学校・聖ジョアン・デ・ブリト―教育大学―

東ティモール・聖イグナチオ学院基金
現地世話人 浦 善孝

「聖イグナチオ学院基金」にご協力をいただいている日本の皆様へ心から感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございます。

本学院も創立6 年目を迎え中高約700 名の生徒が揃い、そのうち60%強が女子であり東ティモールでは他の開発途上国とは異なり女子の高校進学熱が高いようです。

現在、在校生の10 名に1 名が奨学生で2018 年には始めて高校生が卒業を迎え大学に進学することになるので、大学生への奨学金支給や日本への留学について考え始めました。

近い将来、日本へ留学した場合に支援してくださる教会、団体、個人を募りお願いしたいと思っておりますので、浦までご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。

また、学力アップのために小学生を対象とした無料塾を開講したところ想像もしていない問題が発生したり試行錯誤の日々を送っています。

私たちの活動は東ティモール教育省やユネスコなどの国際機関に褒められますが「教育施設」の充実だけでなく「貧富の隔たり無く、学びたい全ての子どもたちに良い教育を提供できるきちんとした学校」としての認識を深めてもらいたいと考えています。

私たちはこれからも東ティモールより教育を通じて世界平和のために貢献し、今後とも皆様へご理解とご協力を賜るべくよろしくお願いいたします。近況報告まで。

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

2016年4月29日

上智福岡中学高等学校同窓会
同窓会長 八尋 良久 殿

東ティモール・聖イグナチオ学院
浦 善孝

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

 熊本地震で被害に遭われ不自由な生活をされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い回復を願っています。

 上智福岡同窓会の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。

 さてこのたびは、皆様より東ティモールの聖イグナチオ学院基金にご寄付(250,000円、2016年2月19日付)をいただきましたこと、心より感謝しお礼申し上げます。ありがとうございます。

 現在、聖イグナチオ学院は開校4年目を迎え高校1年生まで在学しています。東ティモールの私どもの学校プロジェクトは、「貧富の隔たり無く、学びたいすべての子どもたちに良い教育を提供できるきちんとした学校」の東ティモールにおけるパイロット・スクールを創ることを目指しています。皆様から頂いたご寄付は、奨学金や教科書購入など学校運営のために使わせて頂きます。中学校におきましては、生徒全員に貸し出すことが出来る主要教科分の教科書をやっと買いそろえることができました。しかし、すでに4年間使っている教科書もあり、これからは痛み具合を見て買い換えてゆく作業を始めます。

 また、今年の1月末から、聖ジョアン・デ・ブリトー教育大学も開校し25名の学生が1期生として入学してきました。現在、首都ディリ市にあるイエズス会志願院に間借りして講義を行っていますが、来年2017年1月からウルメラ村に引っ越してきて聖イグナチオ学院の空き教室を利用して講義を行うことになっています。東ティモール政府が同大学に校地と建物建設費を援助することになり、聖イグナチオ学院の隣接地にキャンパスが作られる予定です。そのために将来的には聖イグナチオ学院基金に頂いたご寄付を、中学高等学校の生徒だけではなく、必要に応じて大学生への奨学金支給のためにも使わせて頂くことになって行くと思います。今後も、ご理解とご協力を賜れますようにお願いいたします。

 改めて皆様からのご厚情に心からお礼申し上げます。

 上智福岡同窓会様の益々の御発展をお祈りいたします。

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

2014年3月9日

上智福岡中学高等学校同窓会・泰星会
同窓会長 八尋 良久 様

東ティモール・聖イグナチオ学院
浦 善孝

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

 八尋先生におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。福岡では、もう春が訪れているころだと思います。

 さてこのたびは、上智福岡中学高等学校同窓会(泰星会)様より聖イグナチオ学院基金に寛大なご寄付(250,000円、2013年11月29日付)をいただき、心より感謝しお礼申し上げます。ありがとうございます。領収書もあわせ郵送させていただきます。また、昨年11月に上智福岡を訪問させていただいた際には、ご多忙中にも関わらず講演会へお越しいただけましたこと、お礼申し上げます。同窓会長の八尋先生のお顔を拝見して、心強く感じ励まされました。

 去る1月25日(2014年)に聖イグナチオ中学高等学校と聖ジョアン・デ・ブリトー教育大学(未開校)両校の正式な開校式が行われました。政府からは教育大臣が、ローマからはイエズス会総長のニコラス神父様が来られました。現在中学2年生まで在学中ですが、これから2~3年間で教育大学まで含めて、最低でも授業や講義ができる教室を建設することを目指しています。つきましては、今回皆様からいただいたご寄付は、校舎建築基金として使わせていただきたいと存じます。同時に奨学金支給の準備も進めており、現在9名の生徒に6年間の奨学金を、希望者に教材補助費を支給する準備を進めています。このように皆様からのご寄付のお陰で、経済的な裏づけが必要なさまざまな事業計画を進めることができる可能性を聖イグナチオ学院はいただいております。

 私は昨年と同じように、学校では宗教科の授業、奨学金業務、2つの図書館開館準備を担当しています。また日曜日には、海辺や山間部のチャペルへ出かけミサをしています。

 これからも聖イグナチオ学院基金に、ご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 上智福岡同窓会・泰星会様の益々のご発展を、遠い南洋の島よりお祈りいたします。

以上

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

2013年1月31日

上智福岡中学高等学校同窓会・泰星会
同窓会長 八尋 良久 様

東ティモール・聖イグナチオ学院
浦 善孝

聖イグナチオ学院基金へのご寄付のお礼

 八尋先生におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。福岡では梅の便りが聞かれる頃ではないかと、南洋の島から思いを馳せております

 さてこのたびは、上智福岡中学高等学校同窓会(泰星会)様より聖イグナチオ学院基金に寛大なご寄付(250,000円)をいただき、心より感謝しお礼申し上げます。ありがとうございます。いただいたご寄付を使わせていただいた際には、用途をご連絡させていただきます。また、その折には改めてこちらの学校長よりお礼状を送付させていただきます。あわせて後ほど聖イグナチオ学院基金より領収書を発送させていただきますが、国内郵便制度がないためにしばらくお待ちいただくことになると思います。

 約2週間前の1月15日に聖イグナチオ学院が開校して第一期生新中学1年生が入学してきました。さっそく翌日から授業が始まり、こちらでも宗教をテトゥン語で教えています。今日は5回目の授業がありましたが、質問に対する生徒の反応があるので言葉は何とか通じているみたいです。また中高に引き続き小さな教育大学を作るので、2つの図書館の設立の仕事もしています。学校の近所に新しい修道院も設立されましたが私は首都ディリの修道院に残り、片道18キロを車かバイクで通っています。

学校のようすは、次のHPからブログに入ってみてください。
→ http://www.jesuits.or.jp/~j_urasj/index.html
東ティモール 聖イグナチオ学院  または  東ティモール ワニ通信  でも検索できます。

 将来は日本のイエズス会学校とこちらの学校の間でブログのキーワードを共有して、互いに生徒たちに英語で学校のようすを紹介してもらえればよいと考えています。

 ご寄付にご協力くださった同窓会の皆様に、感謝の気持ちをお伝えいただけますようにお願いいたします。また、これからも聖イグナチオ学院基金にご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 皆様のご健康と同窓会の益々のご発展をお祈りいたします。

以上

東ティモールのイエズス会学校 聖イグナチオ・デ・ロヨラ学院