校長 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

一昨年7月より行われておりました大規模な校舎の改修・改築工事も昨年11月末に無事終了いたしました。このリニューアルエ事に関しましては、卒業生並びに卒業生の保護者の皆様に心温まるご寄付を頂きました。あらためまして厚く御礼を申し上げます。

さて、この4月に70期生159名(男子99名、女子60名)が入学して参リました。共学の2期生を迎え、本校が現在取り組んでおります上智大学との教育提携プログラムや、国際交流をはじめとし、グローバル社会に適応しうる人材を育成するための様々な取り組みをさらに充実させていこうと考えています。9月には昨年度から始まりました上智大学公開講座(於、上智福岡)も行う予定です。上智大学より外国学部や総合人間科学部などで教えておられる先生方にお越し頂いて、グローバル社会をどのように捉えそれにどう適応するか、様々な視点から講義をして頂きます。この講座は、在校生のみならず一般の方々にも参加して頂くことができます。詳しくは本校のホームページにてお知らせいたします。卒業生の皆さんも是非お越しくたさい。また、今年は上智大学が創立100周年を迎えます。イエズス会士であるフランシスコ・ザビエルが1549年に日本に初めてキリスト教をもたらしました。ザビエルはキリスト教の普及を願うと共に日本の都に大学を創るという夢を抱きました。あれから長い時を経て、ザビエルの夢はイギリス入、フランス人、ドイツ人の3人のイエズス会士によってようやく実現されます。それが1913年、上智大学設立。今からちようど100年前と言うことになります。これを記念して、本校も9月29日(日)にアクロス福岡シンフォニーホールにて「ザビエルの夢 世界と共に歩む上智(仮題)と題し、シンポジウムや講演会、演奏会などを催す予定にしています。

生まれ変わった校舎で、子供たちは日々明るく仲良く、そして活発に生活しています。私たち教職員は上智福岡での教育活動を通して多くの生徒たちがキリスト教ヒューマニズムを身につけ、他者に仕える人になってくれることを願っています。卒業生の皆様におかれましても在校生たちのさらなる成長を見守ってくだされば幸いに思います。

平成25年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄