校長 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

校舎の改修・改築工事に心温まるご支援を賜リ厚く御礼を申し上げます

 卒業生の皆様には、日頃より本学園を支えて頂き深く感謝申し上けます。また、特に校舎の改修・改築工事におきまして心温まるご支援を賜リましたことに、厚く御礼を申し上けます。

 さて、この4月に71期生164名(男子95名、女子69名)が入学して参リました。共学の3期生を迎え、今年で中学はすべて共学となりました。5月末に行われました体育祭においても、新入生のダンスの指導を中3の女子生徒たちが行うなど、行事も含め学校全体の雰囲気も随分と変化して参リました。でも、そういった中でも、泰星学園創立時から脈々と受け継がれてきたカトリック学校としての建学の精神は、決して色あせてはいません。カトリック・イエズス会学校としてのミッションを果たすべく、新たに多くの試みがなされてきていて、むしろその輝きは一層増しているのではないかと思っています。本校が最も大切にしている精神の一つMen
and Women forOthers,withOthersパ他者のために、他者と共に)は、グローバル化か進む現代社会において、すべての人びとが幸福に生きる、まさに共生の精神を表しているもので、普段の授業はもちろんですが、上智大学との教育提携による出前授業、ボランティア、国際交流などを通して、生徒たちはこの精神を培うことができているのではないかと思っています。教育提携の中の―つであります上智大学公開講座が、今年も9月に本校において一般向けにも聞かれます。今回は上智大学学長 早下隆士先生にグローバル化の諸相について講演をして頂くことになっています。卒業生の皆様も、ぜひお気軽にお越しください。

 最後に、卒業生の皆様のご多幸と、泰星学園同窓会の益々の発展をお祈りいたします。

平成26年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄