2018年度(平成30年度)八尋 良久 退任挨拶

八尋良久同窓会会長のご挨拶

会員各位におかれましては、ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。

また、皆様の泰星会への日頃のご協力ご厚情に対し厚くお礼を申し上げます。

日常も日々刻々と変化しておりますが、我が母校も上智学院へと法人名が変わり、四校姉妹校の全部が名称変更となりました。

そして男女共学となって、その第一期生の女子卒業生が本年度同窓会に入会致しましたので、更に多くの会員の皆様が総会を始め同窓会活動へ参加していただけるよう願っております。

私は同窓会会長を拝命して以来、運営方針四項目を目標と定め邁進して参りましたが、満足な結果を得られないまま今日に至りました。しかしながら、名簿の作成・後継者の育成などは一定の成果を得たと考えており、今後に期待しているというのが現在の心境であります。本年度の総会については、49 期生が幹事であり準備や企画・立案を頑張っておりますので、更に多く皆様にご参集をいただき総会を盛り上げていただきたいと思います。

さて、私事ですが振り返ってみますと、昭和32 年に11 期生として泰星高校へ入学し日本体育大学を経て昭和39 年に母校へ奉職しました。

その年は東京オリンピックの開催された年であり、在校生の代表者が聖火リレーに参加致しました。

そして母校の経営がマリア会、福岡教区、イエズス会と変わる中でも、私は一生懸命に働き、発展に少なからず寄与したと自負しております。

その長い年月の中で多くの卒業生達が社会で活躍し、総会でその皆さんと再び出会い様々な話や報告を聞くことが私の一番の喜びでしたし、昭和43 年にハンドボール部を創部し現職時に50 周年を迎えることができたことには特に感慨深いものがあります。

このように考えてみますと62 年間という人生の大半を母校やその生徒達と携われたことはこの上ない喜びでありますし、母校に対する愛情は誰にも負けないと思っております。

ここで皆様にお伝えしなければならないことがあります。

私は昭和39 年より同窓会役員として会の運営に関わり、平成23 年より7年間第六代会長として務めて参りましたが、今年で77 歳の喜寿を迎えることを区切りとして会長を辞することといたしました。

そして、同窓会理事会において次期七代会長には10 期生であり、現在同窓会の副会長である中島幸男氏の承認を得ましたのでここで皆様へご紹介させていただきます。

彼は皆様もご存知の通り、私と同様に長年に渡り母校へ奉職した仲間であり、母校に対する愛着心は私同様に誰にも負けませんので、中島新会長のもと新たな同窓会づくりとなることを楽しみにしております。皆様にも泰星会への倍旧のご協力とご鞭撻をお願い致します。

最後になりますが、今後のますますの母校の発展と皆様のご繁栄を祈念致し、私の感謝の辞とさせていただきます。7 年間の皆様からのご協力ご鞭撻本当にありがとうございました。