「24 中学高等学校校長挨拶」カテゴリーアーカイブ

校長挨拶 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

校舎の改修・改築工事に心温まるご支援を賜リ厚く御礼を申し上げます

 卒業生の皆様には、日頃より本学園を支えて頂き深く感謝申し上けます。また、特に校舎の改修・改築工事におきまして心温まるご支援を賜リましたことに、厚く御礼を申し上けます。

 さて、この4月に71期生164名(男子95名、女子69名)が入学して参リました。共学の3期生を迎え、今年で中学はすべて共学となりました。5月末に行われました体育祭においても、新入生のダンスの指導を中3の女子生徒たちが行うなど、行事も含め学校全体の雰囲気も随分と変化して参リました。でも、そういった中でも、泰星学園創立時から脈々と受け継がれてきたカトリック学校としての建学の精神は、決して色あせてはいません。カトリック・イエズス会学校としてのミッションを果たすべく、新たに多くの試みがなされてきていて、むしろその輝きは一層増しているのではないかと思っています。本校が最も大切にしている精神の一つMen
and Women forOthers,withOthersパ他者のために、他者と共に)は、グローバル化か進む現代社会において、すべての人びとが幸福に生きる、まさに共生の精神を表しているもので、普段の授業はもちろんですが、上智大学との教育提携による出前授業、ボランティア、国際交流などを通して、生徒たちはこの精神を培うことができているのではないかと思っています。教育提携の中の―つであります上智大学公開講座が、今年も9月に本校において一般向けにも聞かれます。今回は上智大学学長 早下隆士先生にグローバル化の諸相について講演をして頂くことになっています。卒業生の皆様も、ぜひお気軽にお越しください。

 最後に、卒業生の皆様のご多幸と、泰星学園同窓会の益々の発展をお祈りいたします。

平成26年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

校長挨拶 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

一昨年7月より行われておりました大規模な校舎の改修・改築工事も昨年11月末に無事終了いたしました。このリニューアルエ事に関しましては、卒業生並びに卒業生の保護者の皆様に心温まるご寄付を頂きました。あらためまして厚く御礼を申し上げます。

さて、この4月に70期生159名(男子99名、女子60名)が入学して参リました。共学の2期生を迎え、本校が現在取り組んでおります上智大学との教育提携プログラムや、国際交流をはじめとし、グローバル社会に適応しうる人材を育成するための様々な取り組みをさらに充実させていこうと考えています。9月には昨年度から始まりました上智大学公開講座(於、上智福岡)も行う予定です。上智大学より外国学部や総合人間科学部などで教えておられる先生方にお越し頂いて、グローバル社会をどのように捉えそれにどう適応するか、様々な視点から講義をして頂きます。この講座は、在校生のみならず一般の方々にも参加して頂くことができます。詳しくは本校のホームページにてお知らせいたします。卒業生の皆さんも是非お越しくたさい。また、今年は上智大学が創立100周年を迎えます。イエズス会士であるフランシスコ・ザビエルが1549年に日本に初めてキリスト教をもたらしました。ザビエルはキリスト教の普及を願うと共に日本の都に大学を創るという夢を抱きました。あれから長い時を経て、ザビエルの夢はイギリス入、フランス人、ドイツ人の3人のイエズス会士によってようやく実現されます。それが1913年、上智大学設立。今からちようど100年前と言うことになります。これを記念して、本校も9月29日(日)にアクロス福岡シンフォニーホールにて「ザビエルの夢 世界と共に歩む上智(仮題)と題し、シンポジウムや講演会、演奏会などを催す予定にしています。

生まれ変わった校舎で、子供たちは日々明るく仲良く、そして活発に生活しています。私たち教職員は上智福岡での教育活動を通して多くの生徒たちがキリスト教ヒューマニズムを身につけ、他者に仕える人になってくれることを願っています。卒業生の皆様におかれましても在校生たちのさらなる成長を見守ってくだされば幸いに思います。

平成25年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

校長挨拶 大石 英雄

男女共学がスタート

男女共学がスタート

4月に新入生69期143名(男子82名、女子61名)が入学し、本学園は学園創立80周年という節目に男女共学という歴史的な第一歩を踏み出すこととなりました。上智大学との教育提携を推し進める中で、本校の教育目標の一つである“Men and Women for others,with others”の精神を生徒一人一人に浸透させていくことが私たち上智福岡職員の使命であると考えています。

さて、本校では今年から本格的に国際交流プログラムが始まります。従来から行われています上智大学の学生ととともに行うアンコールワット(カンボジア)の遺跡修復を主とするボランティア活動「緑陰講座」に加え、新たにアジアのイエズス会の姉妹校が集い、イエズス会の学校で学ぶ者としての使命について英語でデイスカッションを行う「イエズス会5校フォーラム」に参加します。オーストラリア(シドニー)、インドネシア(ジヤカルタ)、フィリピン(マニラ)、香港、日本(上智福岡)の5カ国の生徒たちがマニラに集い、語り合い、様々な施設でのボランティア活動をともに体験します。また、さらに同時期にフィリピンのカガヤン・デ・オロ(ミンダナオ島)でホームステイを行い、語学研修はもとより貧富の差や環境問題などの社会問題について体験的に学ぶ「フイリピン国際交流」も行われます。こういつた国際交流を通して、生徒たちが地球規模の様々な問題に関心を寄せ、文化慣習の違いを理解し、それらを肯定的に受け止め、世界のあらゆる人と協働できる人へと成長できればと願っています。

この9月にはすべての校舎の改修・改築工事は終了いたします。充実した教育環境の中で、男女が互いに尊敬し合い、助け合い、互いの良さを引き出しあいながら、ともに学ぶことになります。卒業生の皆様におかれましても上智福岡中学高等学校の今後の発展を祈ってくだされば幸いに思います。

平成24年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄