中学高等学校長挨拶

2017年度(平成29年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

 初夏のまぶしい日差しの中で、本学園の校舎もより一層明るく感じられる今日この頃、同窓会の皆様におかれましても益々ご鍵勝のことと思います。

 さて、本学園は今年で創立85周年を迎えます。80周年の節目に男女共学を開始し、今年度74期生の入学で6学年すべてが共学となり、学校の雰囲気もまた大きく変わりました。6月に開催された体育祭では、本校の伝統となっています応援合戦の中で、男子の勇猛な演舞に加え、今年から女子のチアダンスが行われました。満面の笑顔でチアガール達が華やかなダンスを披露してくれて、とても盛り上がりました。

 教学面では新しい取り組みとしまして2年前よりStudies For Others(S.F.O)という研究単位(授業)を立ち上げました。国内外の様々な地域における貧困問題を調べ、その解決策を模索する取り組みが中1から年次進行で6年かけて行われています。各学年のテーマは、仲間作り・協働力(中1)、表現力。発信力を身につける(中2)、環境問題・エネルギー問題を考察する(中3)、貧困問題の解決に向けての具体策を検討する(高1)、模擬国際会議等を通して交渉力を身につける(高2)、今までの取り組みを踏まえMy Missionを英語でプレゼンテーションする(高3)、です。男女共学となった今、男子も女子もそれぞれの特徴を理解し、認め合い、協働しながら、一人一人が大きく成長していくような機会をより多く与えることができればと考えています。

 最後になりましたが、同窓会総会の当日は、午後3時より同窓生のための学校見学会を予定しています。新しくなった校舎や生徒たちのクラブ活動の様子などを見学して頂けたらと思っています。ご来校をお待ちしています。

平成27年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

2016年度(平成28年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

校長挨拶

校長挨拶

上智福岡中学高等学校
校長 大石 英雄

 上智福岡中学高等学校同窓会の創立60周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。また、卒業生の皆様方には日頃より本学園の教育活動にご理解を頂き、支えてくださいますことに深く感謝申し上げます。

 さて、本学園は今年度より学校法人が上智学院となりました。上智大学、広島学院、六甲学院、栄光学園と法人を同じくし、カトリック・イエズス会教育をさらに深化させていく所存です。単に泰星ということではなく、カトリック教育、イエズス会教育という観点で捉えますと、本校の歴史はずいぶんと昔に遡ります。

 1549年に、一人のイエズス会士が日本を訪れました。その人の名はフランシスコ・ザビエル。ザビエルは日本人と生活を共にする中で、日本人の優秀さ、気高さにとても駕かされます。インドのゴアにあるイエズス会に彼が宛てた手紙にも「この国の人々は今までに発見された国民の中で、最高であり、日本人より優れている人々は、異教徒の問では見つけられないでしょう。」と、書かれています。パリ大学で学んだザビエルは、日本においてキリスト教の布教とともに、日本の都に大学をつくることを夢見ます。しかし、当時は戦乱の世、ザビエルは京の都まで上っていきますが、都は荒廃と化し、朝廷や将軍に謁見することもかなわず、失意のうちに日本を去ってしまいます。ザビエルが日本に滞在したのはわずか2年半でした。でも、キリスト教、カトリックの火は彼によって確実に灯りました。そののち、日本は鎖国、禁教と、キリスト教は表舞台から完全に姿を消し去ります。しかし、その灯は決して消えることなく、細くも強く灯り続けました。

 時が流れ、時代も変わり1913年、ザビエルの意思を受け継いだ3人のイエズス会の神父が日本の都、東京に派遣されます。彼らのミッションは日本の都に大学をつくることでした。これが上智大学です。イエズス会はそのあと、 4つの中等教育学枝の設立母体ともなります。本校もその1つです。秦星、上智福岡の卒業生や、在校生、保護者、そして、教職員である我々との幾多の出会いは、今から450年以上も前にザビエルが日本の地に足を踏み入れた時に約束されたものといえます。

 かつて、ザビエルが他者のためにグローバルに生きたように、現在、本学園も多様性の理解といったところでのグローバル教育に力を注いでいます。「他者のために 他者とともに」生きることができる生徒を一人でも多く輩出したいと願っています。

2015年度(平成27年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

 初夏のまぷしい日差しの中で南公園の緑も一層色濃くなってまいりましたが、同窓生の皆様におかれましては益々ご清栄のことと存じます。

 さて、この4月に72期生173名(男子106名、女子67名)が入学してきました。共学生も高校1年生まで進み、学校の様子も随分と変化して参リました。校名変更から5年目を迎え、泰星として最後に入学してきた67期生も高校3年生となりました。

 校名変更に伴い、教育内容も少しずつ変わってきています。特に英語教育につきましては、従来の大学受験に特化した英語教育から、英語によるコミュニケーション能力を高めるぺく、読む・書く・聞く・話すといった4技能をバランス良く習得できるものへとなっています。また、グローバル化の時代に生きる生徒たちのために、思考力・判断力・表現力を主とするいわゆる活用力を身につけさせるために、新たにS・F・O(Studies For Others)という教科を今年度より立ち上げました。この教科及び研究のねらいは、国内外の貧困問題をテーマに取り上げ、キリスト教ヒューマニズムを土台とし、「貧困のない平和な世界作りに叡智で挑むグローバルリーダー」の育成を目指すものです。貧困問題は、決して容易に解決できるものではありませんし、もしかすると答はないのかもしれません。しかしながら、それを阻害するあらゆる要因を分析し、国や地域を越えてよリ多くの人だちとの協働により、今できる最善の一歩を踏み出すといった経験は、これからの時代においてとても必要とされる素養の一つになり得るものと考えます。

私たちが携わる中等教育の使命は、当然ながら時代や世の中のニーズに応えるといった側面を有していますが、上智福岡はどのように世の中が変化しても決して変わらないもの、キリスト教の隣人愛に基づく教育を、着実に行っていかなければならないと思っています。

 最後になりましたが、卒業生の皆様のご多幸と、泰星学園同窓会の益々の発展をお祈りいたします。

平成27年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

2014年度(平成26年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

校舎の改修・改築工事に心温まるご支援を賜リ厚く御礼を申し上げます

 卒業生の皆様には、日頃より本学園を支えて頂き深く感謝申し上けます。また、特に校舎の改修・改築工事におきまして心温まるご支援を賜リましたことに、厚く御礼を申し上けます。

 さて、この4月に71期生164名(男子95名、女子69名)が入学して参リました。共学の3期生を迎え、今年で中学はすべて共学となりました。5月末に行われました体育祭においても、新入生のダンスの指導を中3の女子生徒たちが行うなど、行事も含め学校全体の雰囲気も随分と変化して参リました。でも、そういった中でも、泰星学園創立時から脈々と受け継がれてきたカトリック学校としての建学の精神は、決して色あせてはいません。カトリック・イエズス会学校としてのミッションを果たすべく、新たに多くの試みがなされてきていて、むしろその輝きは一層増しているのではないかと思っています。本校が最も大切にしている精神の一つMen and Women forOthers,withOthersパ他者のために、他者と共に)は、グローバル化か進む現代社会において、すべての人びとが幸福に生きる、まさに共生の精神を表しているもので、普段の授業はもちろんですが、上智大学との教育提携による出前授業、ボランティア、国際交流などを通して、生徒たちはこの精神を培うことができているのではないかと思っています。教育提携の中の―つであります上智大学公開講座が、今年も9月に本校において一般向けにも聞かれます。今回は上智大学学長 早下隆士先生にグローバル化の諸相について講演をして頂くことになっています。卒業生の皆様も、ぜひお気軽にお越しください。

 最後に、卒業生の皆様のご多幸と、泰星学園同窓会の益々の発展をお祈りいたします。

平成26年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

2013年度(平成25年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

大規模な校舎の改修・改築工事も無事終了

一昨年7月より行われておりました大規模な校舎の改修・改築工事も昨年11月末に無事終了いたしました。このリニューアルエ事に関しましては、卒業生並びに卒業生の保護者の皆様に心温まるご寄付を頂きました。あらためまして厚く御礼を申し上げます。

さて、この4月に70期生159名(男子99名、女子60名)が入学して参リました。共学の2期生を迎え、本校が現在取り組んでおります上智大学との教育提携プログラムや、国際交流をはじめとし、グローバル社会に適応しうる人材を育成するための様々な取り組みをさらに充実させていこうと考えています。9月には昨年度から始まりました上智大学公開講座(於、上智福岡)も行う予定です。上智大学より外国学部や総合人間科学部などで教えておられる先生方にお越し頂いて、グローバル社会をどのように捉えそれにどう適応するか、様々な視点から講義をして頂きます。この講座は、在校生のみならず一般の方々にも参加して頂くことができます。詳しくは本校のホームページにてお知らせいたします。卒業生の皆さんも是非お越しくたさい。また、今年は上智大学が創立100周年を迎えます。イエズス会士であるフランシスコ・ザビエルが1549年に日本に初めてキリスト教をもたらしました。ザビエルはキリスト教の普及を願うと共に日本の都に大学を創るという夢を抱きました。あれから長い時を経て、ザビエルの夢はイギリス入、フランス人、ドイツ人の3人のイエズス会士によってようやく実現されます。それが1913年、上智大学設立。今からちようど100年前と言うことになります。これを記念して、本校も9月29日(日)にアクロス福岡シンフォニーホールにて「ザビエルの夢 世界と共に歩む上智(仮題)と題し、シンポジウムや講演会、演奏会などを催す予定にしています。

生まれ変わった校舎で、子供たちは日々明るく仲良く、そして活発に生活しています。私たち教職員は上智福岡での教育活動を通して多くの生徒たちがキリスト教ヒューマニズムを身につけ、他者に仕える人になってくれることを願っています。卒業生の皆様におかれましても在校生たちのさらなる成長を見守ってくだされば幸いに思います。

平成25年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

2012年度(平成24年度) 校長挨拶 上智福岡中学高等学校 校長 大石 英雄

男女共学がスタート

男女共学がスタート

4月に新入生69期143名(男子82名、女子61名)が入学し、本学園は学園創立80周年という節目に男女共学という歴史的な第一歩を踏み出すこととなりました。上智大学との教育提携を推し進める中で、本校の教育目標の一つである“Men and Women for others,with others”の精神を生徒一人一人に浸透させていくことが私たち上智福岡職員の使命であると考えています。

さて、本校では今年から本格的に国際交流プログラムが始まります。従来から行われています上智大学の学生ととともに行うアンコールワット(カンボジア)の遺跡修復を主とするボランティア活動「緑陰講座」に加え、新たにアジアのイエズス会の姉妹校が集い、イエズス会の学校で学ぶ者としての使命について英語でデイスカッションを行う「イエズス会5校フォーラム」に参加します。オーストラリア(シドニー)、インドネシア(ジヤカルタ)、フィリピン(マニラ)、香港、日本(上智福岡)の5カ国の生徒たちがマニラに集い、語り合い、様々な施設でのボランティア活動をともに体験します。また、さらに同時期にフィリピンのカガヤン・デ・オロ(ミンダナオ島)でホームステイを行い、語学研修はもとより貧富の差や環境問題などの社会問題について体験的に学ぶ「フイリピン国際交流」も行われます。こういつた国際交流を通して、生徒たちが地球規模の様々な問題に関心を寄せ、文化慣習の違いを理解し、それらを肯定的に受け止め、世界のあらゆる人と協働できる人へと成長できればと願っています。

この9月にはすべての校舎の改修・改築工事は終了いたします。充実した教育環境の中で、男女が互いに尊敬し合い、助け合い、互いの良さを引き出しあいながら、ともに学ぶことになります。卒業生の皆様におかれましても上智福岡中学高等学校の今後の発展を祈ってくだされば幸いに思います。

平成24年6月

学校法人 秦星学園
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄

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